昌徳宮

昌徳宮 (チャンドックン、しょうとくきゅう、창덕궁、Changdeokgung)は韓国ソウル特別市に所在する李氏朝鮮時代の宮殿。1997年に「昌徳宮の建造物群」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
正宮である景福宮に対する離宮として創建された。現在の韓国国内の宮殿の内、最も原形を残す宮殿であり、17世紀始めの面影を残している。日本の梨本宮家から嫁ぎ、大韓帝国最後の皇太子李垠の妃となった李方子(まさこ)もこの宮殿で暮らした。
正門にあたる敦化門(トンファムン)は大韓民国最古の門といわれる。また、敦化門をくぐった先にある錦川橋は大韓民国最古の橋とされる。儀式の執り行われた正殿の仁政殿(インジョンジョン)、国王が執務をしていた宣政殿(ソンジョンジョン)、王と王妃の寝殿だった大造殿(テジョジョン)など13棟の木造建築が現存している。宮殿の北に広がる李朝時代の王朝庭園である後苑は秘苑(ビウォン)とも呼ばれ、園内には多くのあずまやや人工池などがあり、韓国造園技術の極致といわれる。現在のものは1623年に再建された景観である。